テレビをつけたら、日本の暦を作った渋川春海のことをやっていました。
2月29日にふさわしい番組。
1600年代、その当時のトップ10に入る囲碁棋士であり、毎日日の長さを観測し暦を作った人。こんな天才は傷官という感性星と、偏印か印綬という思考・勉強の星が必ずあると予想して、調べてみました。
1639年12月27日生まれ。
日干は丙戌。丙戌は内面に独自の考えや世界を持ち、冷静な観察力のある人が多いです。苦労も多い孤高の存在。先見の明もあります。
比肩と傷官の並びの人は個性的で感覚が優れています。サッパリした比肩と鋭い傷 官が並ぶと悪気なくスパーンとものを言う方も多いですが・・
日柱の墓 食神と、年柱の傷官 沐浴。
かなりインスピレーションと感性の鋭さがあります。
傷官 沐浴は荒れる星ですが、天才と言われる人は荒れた星が多いです。
アインシュタインとか…
傷官 沐浴の下にある、思考やコツコツの星の印綬が傷官の凶作用を抑えていますし、印綬傷官格となり才能発揮。また棋士は印綬を持っている方が多いです。
比肩と傷官、胎の偏官。1人でマイペースに研究するのが好きだったと思われます。カッとなりやすい傷官と偏官を穏やかな印綬と食神が抑えています。
11月の2回目の卯の日に行われる大嘗祭など、日本の伝統行事に正解な暦はなくてはならないと長年にわたって追い求めました。
幕府に改暦を申し入れても途中失敗もあり、何年もかかりました。
それで今があると思うと、とても感慨深いです。